CrowLabの最新カラス研究をご紹介

鳴き声を用いたカラスの群れの誘導実験

カラスの群れを意図する場所へと誘導する。居て欲しくない場所から居ても良い場所へとカラスを誘導できたらカラスとの共存も夢ではありません。弊社ではそんな技術をシンガポール国立大学、東北大学と共同研究しております。

山形県山形市での実験

山形県山形市でのカラスの群れの誘導実験を行いました。複数のスピーカーを使い、カラスを意図する方向へと誘導することが可能かどうか検証しております。今回は、市役所の東側にある木立に止まる200羽ほどのカラスを北側の裁判所や郷土資料館へと誘導できるかを試しました。

まずは市役所6階のテラスに設置したスピーカーからオオタカの鳴き声を流します。

同時に市役所の敷地内に待機させた広報車のスピーカーより、カラスが猛禽類と争う時に発した鳴き声を再生しました。

これにより、市役所周辺でカラスが猛禽と争っている状況を再現しました。その直後、裁判所敷地内に設置した広報車より、ねぐらに入る際に発するカラスの群れの鳴き声を再生しました。

続けて、さらに北側にある郷土資料館に置いたスピーカーや広報車からもねぐらに入る際の鳴き声を再生しました。ねぐらに入る際はどちらかというと平和なシチュエーションです。

市役所周辺でパニック状態にあるカラスは、より安全そうな方向へと誘導されると期待した実験ですが、市役所周辺のカラスはほぼ全てが隣の裁判所か郷土資料館の方へと移動しました。

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