カラスから果樹園を守りたい!

カラスによる果実の食害と科学的根拠に基づいた対策

果実の食害と原因

カラスによる農作物への食害は令和5年度で13億円、そのうち果樹の被害は7億円以上に上ります(農林水産省「野生鳥獣による農作物被害状況の推移」「野生鳥獣による農作物被害状況(令和5年度)」)。

このような被害が発生してしまう要因は、まさに食べ物です。熟した農作物、特に糖度の高い果実などは、カラスにとっては大変栄養価が高い魅力的な食べ物です。そして、比較的安全に食べ物を得ることができてしまいます。食べ物を得るための労力が少ないことも被害が発生しやすい要因と言えます。

果樹園でのカラス対策

果樹園でのカラス対策は物理的に侵入を防ぐことが最も有効と言えます。例えば、樹木等の上部や周囲にテグスを張り巡らせる対策方法があります。カラスが両翼を広げたときの長さは1.4m程度のため、テグスを張る際、上部は1m以内の間隔でテグスを張ることが重要となります。またテグスに緩みがあると、カラスは敏感な翼に圧を感じなくなってしまうので、緩みなくテグスを張ることもポイントです。農研機構が提案する「くぐれんテグスちゃん」は、侵入防止効果に加え、資材費の軽減や省力化を実現した優れた方法なので是非ご参照ください。

季節的に注意が必要となるのは晩夏~秋と冬です。晩夏から秋は多くの果実の収穫期と重なる上、親元から離れた若いカラスが群れて行動することから大規模な被害につながりやすいため、テグスやネットなどの物理的侵入防止策が特に必要となります。また、冬は食べ物が極端に減るのに対し、カラスは体温維持にエネルギーを要し、多くの個体が飢え死にすると考えられています。商品にしない果実の摘果はもちろん、果樹園に放置された残さを片付けたり土に埋めるなど、カラスに餌を発見させない・食べさせない環境を作り、餌資源を冬に管理することが大切になります。カラスは代謝が高く数日間食べられなければ飢え死にするため、期間は一週間程度で大丈夫です。また、地域で連携して同時期に実施すると効果は一段と高くなります。

上記の通り物理的な侵入防止策が基本の対策になりますが、場所によってはテグスやネットの設置が難しい場合もあります。また労力的にも困難な場合も多いと思われます。そこで、CrowLabの「だまくらカラス」の導入をご検討ください。CrowLabでは警戒時のカラスの鳴き声を使うことで、これまで果樹園でのカラスによる果実の食害を複数年にわたり長期的に軽減した実績が多数あります。2024年5月23日の日本農業新聞には、弊社のサービスの導入事例が掲載されました。美作市の桃農家様では、これまで騒音機等の対策を実施してきたが効果が続かず、「収穫前の桃を500個ほど落とされてしまった」時もあったそうです、弊社サービス導入後は効果が発揮され、弊社以外の対策は行っていないそうで、「手間がかからないのが助かる」とのコメントをいただきました。
だまくらカラスについてはこちらをご参照ください。なお、農地では電源が確保できない場合がありますが、その場合、太陽電池の外部電源装置のご提供も可能です。

CrowLab代表の塚原の著書『カラスをだます』でも、カラスの生態を考慮したカラス対策を紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

長期的に果樹園でのカラス被害を軽減するCrowLabのカラス対策

自動車へのカラス被害には「CrowLab音声ライセンス「だまくらカラス」」が適しております。
詳細は以下のサービス案内のページをご覧ください。



CrowLabでは、代表の塚原による長年のカラスの音声コミュニケーションに研究から、カラスの行動をコントロールする技術を開発しました。具体的には、カラスが警戒する際の様々なシチュエーションの鳴き声を現場の状況にあわせてスピーカーから再生することで、カラスの警戒心をあおり、別の場所への移動を促します。以下の通り、多数実績があります。

果樹園でのカラス対策の実績の例

岡山県桃農家での被害対策

毎年、収穫期の桃がカラスに突かれる被害が発生しているそうです。電源が確保できないため、バッテリー内蔵式の音声再生装置を2箇月間ご利用いただいております。 2023年から毎年ご利用いただき、被害を軽減しております。

北海道池田町ぶどう畑での被害対策

北海道池田町は十勝産のブドウで作られたワインが有名です。2019年度のあるブドウの圃場では、9割ほどのブドウがカラスにより食べられてしまったそうです。そこで、2020年度にCrowLabのサービスを導入いただきました。4haほどの広大なブドウ畑に8台のスピーカーを2箇月間設置し、音声を再生しました。なお、電源が確保できないため、太陽電池の外部電源を使用しました。その結果、ほとんどのブドウをカラスから守ることができました。

岡山県美作市梨園での被害対策

岡山県美作市において、梨園でのカラスによる被害対策のため、2020年度にCrowLabのサービスを導入いただきました。収穫前のナシを突かれることはもちろんですが、袋掛けのナシも突かれてしまうそうです。電源が確保できたため、交流電源100Vタイプの音声再生装置をご利用いただきました。その結果、4箇月間の長期にわたってナシをカラスから守ることができました。

長野県飯田市果樹園での被害対策

飯田市のある果樹農家では、例年カラスによる果実の食害に悩まされてました。カラスがよくいる鉄塔やねぐらと思われる山へ向け、果樹園から音声を再生したところ、1週間ほどでカラスがいなくなり、被害が収まりました。2年連続でご利用いただき、効果は継続しております。

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