カラスから果樹園を守りたい!
カラスによる果実の食害と科学的根拠に基づいた対策
果実の食害と原因
カラスによる農作物への食害は令和元年度で13億円です(農林水産省「野生鳥獣による農作物被害金額の推移」)。
このような被害が発生してしまう要因は、まさに食べ物です。熟した農作物、特に糖度の高い果実などは、カラスにとっては大変栄養価が高い魅力的な食べ物です。そして、比較的安全に食べ物を得ることができてしまいます。食べ物を得るための労力が少ないことも被害が発生しやすい要因と言えます。
果樹園でのカラス対策
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CrowLab代表の塚原の著書『カラスをだます』でも、カラスの生態を考慮したカラス対策を紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

長期的に果樹園でのカラス被害を軽減するCrowLabのカラス対策

CrowLabでは、代表の塚原による長年のカラスの音声コミュニケーションに研究から、カラスの行動をコントロールする技術を開発しました。具体的には、カラスが警戒する際の様々なシチュエーションの鳴き声を現場の状況にあわせてスピーカーから再生することで、カラスの警戒心をあおり、別の場所への移動を促します。以下の通り、多数実績があります。
果樹園でのカラス対策の実績の例
北海道池田町ぶどう畑での被害対策

北海道池田町は十勝産のブドウで作られたワインが有名です。2019年度のあるブドウの圃場では、9割ほどのブドウがカラスにより食べられてしまったそうです。そこで、2020年度にCrowLabのサービスを導入いただきました。4haほどの広大なブドウ畑に8台のスピーカーを2箇月間設置し、音声を再生しました。なお、電源が確保できないため、太陽電池の外部電源を使用しました。その結果、ほとんどのブドウをカラスから守ることができました。
岡山県美作市梨園での被害対策
岡山県美作市において、梨園でのカラスによる被害対策のため、2020年度にCrowLabのサービスを導入いただきました。収穫前のナシを突かれることはもちろんですが、袋掛けのナシも突かれてしまうそうです。電源が確保できたため、交流電源100Vタイプの音声再生装置をご利用いただきました。その結果、4箇月間の長期にわたってナシをカラスから守ることができました。
長野県飯田市果樹園での被害対策
飯田市のある果樹農家では、例年カラスによる果実の食害に悩まされてました。カラスがよくいる鉄塔やねぐらと思われる山へ向け、果樹園から音声を再生したところ、1週間ほどでカラスがいなくなり、被害が収まりました。2年連続でご利用いただき、効果は継続しております。
広島県安芸高田市梨園での被害対策
広島県安芸高田市において、梨園でのカラスによる被害対策のため、2020年度にCrowLabのサービスを導入いただきました。収穫前のナシを突かれることはもちろんですが、袋掛けのナシも突かれてしまうそうです。電源が確保できたため、交流電源100Vタイプの音声再生装置を2箇月間ご利用いただきました。その結果、ほとんどのナシをカラスから守ることができました。
CrowLab音声ライセンス「だまくらカラス」
自動車へのカラス被害には「CrowLab音声ライセンス「だまくらカラス」」が適しております。
詳細は以下のサービス案内のページをご覧ください。
